アドラーの目的論 「過去ではなく未来の目的を見る」

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アドラーの目的論 「過去ではなく未来の目的を見る」

こんにちは😃

アドラーシリーズ、今回は「目的論」について語りたいと思います😄

⚠ 私が調べたものをまとめたものなので、心理学的に間違っている可能性があります。

目的論とは?

私たちはつい、過去に嫌なことがあったから今がうまくいかないと考えてしまいがちです。

これを原因論(アドラーの師匠、フロイト的な考え)と呼びます。

しかし、アドラーの目的論では、人は今の目的を達成するために行動していると考えます。

たとえば、人前に出るのが怖くて動けないとき。原因論では、過去の失敗が原因だと考えますが、目的論では、失敗して傷つきたくないという目的のために、不安という感情を作り出しているとアドラーは考えていました。

感情は自分が使う道具

アドラーは、怒りの感情は、何かを成し遂げるための道具として使っていると考えました。

相手を自分の思い通りに動かしたい、あるいは自分の正しさを認めさせたい。

そうした目的があるからこそ、怒りという手段を選んでいるという見方です。

一見厳しく聞こえますが、これは自分の感情を自分でコントロールできるというメッセージなのだと思います。

(実際には、怒りは必ずしもコントロールできるとは言い切れません。怒ってしまう自分にも優しく声をかけてあげたいですね😄)

なぜこの考え方が大切なのか

目的論の最大の魅力は、過去に縛られないことです。

過去の出来事は変えられませんが、今の目的は自分の意思で今すぐに変えることができるからです。

過去を理由にして立ち止まるのではなく、これからどうしたいかという目的に目を向けることで、人生の主導権を自分の手に取り戻すことができると言われています。

フロイトとの対比で考える 「過去のせい」か「未来のため」か

わかりやすいように、アドラーの師匠で三大巨頭の一人であるフロイトとの比較で考えてみたいと思います。

フロイト(原因論):「過去にこんなことがあったから(原因)、今の自分はこうなっている(結果)」

イメージ:過去に繋がれている状態。

アドラー(目的論):「今の状態を続けるために(目的)、過去の出来事や感情を利用している」

イメージ:自分がどこへ行くか決めて、自ら「ハンドル」を握っている状態。

「なぜ?」ではなく「何のために?」

①「原因論」の優しさ

「今の苦しみは、過去のトラウマや育った環境のせいだ」と考えるフロイトの視点は、「あなたが悪いわけじゃない」というメッセージを送ります。まずは過去の傷を肯定し、心を解きほぐします。

②「目的論」の厳しさと希望

アドラーはあえて厳しく「過去は関係ない。あなたが今の自分を選んでいるんだ」と言います。

一見突き放すようですが、その真意は「過去は変えられないけれど、未来(目的)は今この瞬間に変えられる」という希望です。

③挫折や生きづらさを「どう使うか」

私の「ブログを書く理由」ですが、

「過去に挫折したから、傷を癒すために、ブログを書く(原因論)」ではなく、

「誰かと分かち合い、自分を整えるために、過去の経験を使う(目的論)」といえます。

どちらの視点も必要

私はフロイト的な過去の傷を癒すことも必要だし、アドラー的な未来へ向かう目的論も必要だと思います。

過去の傷を無視して先に進もうとすると、反動が来る可能性があるからです。

私の経験ですが、家族の突然の死別という経験をしました。

いつまでも泣いていたらダメだ、早く立ち直らなければと思っていました。

死別後に仕事を始めたら、すぐに体調を崩し、それをきっかけにしばらく家に引きこもりました。

その後、完全ではないですが、過去の痛みと折り合いをつけて、ボランティア活動から始めました。

その後、短時間パートへと段階を踏んで社会復帰をしました。

なので、フロイト的な視点で傷を癒し、アドラー的な視点で今、ここからを見つめられたらなと思っています。

ユング的な視点も加えると…

ユングも三大巨頭の一人です。

ユングの考えを簡単にまとめると、「心には自分でも気づかない深い場所があり、そこは人類みんなでつながっていると考えました。

人には、外向けの『仮面』もあれば、認めたくない『影』もあります。

ユングの教えは、そのどちらかを消すのではなく、両方あって自分なんだと認めてあげることです。

光も影も、全てのパーツをひとつにまとめて『本当の自分』を完成させていく。

そんな、一生をかけた自分探しの旅を支えてくれる考え方です😄」

ユングは語るのは本当に難しいのですが、みんなネガティブな面がある、みんな一緒だよという安心感を与えてくれるのかなと私は思っています。

(いつか、フロイトもユングもしっかり語りたいです)

三大巨頭の視点を使い、心を整える

フロイトで「自分を許す」

まずは原因論の出番です。「今の生きづらさは、過去の環境や傷のせいだったんだ」と認めてあげます。

役割:「あなたが悪いんじゃない」と、張り詰めた心を緩めます。

ユングで「みんな同じだと安心する」

ここでシャドウ(影)の考え方を添えます。

「自分の中にあるドロドロした感情やネガティブな面は、自分だけのものではなく、人間なら誰もが持っているもの」だと伝えます。

役割:「私だけじゃないんだ」という孤独からの解放と、自分を受け入れます

アドラーで「未来を創る」

心が癒え、一人じゃないと安心したところで、最後に目的論の登場です。

「じゃあ、その経験や感情を抱えたまま、これからどんな自分になりたい?」と自分に問いかけます。

役割:自分の人生のハンドルを取り戻し、一歩踏み出します。

そんな整え方が理想かなと今の私は思っています。

アドラーの目的論からかなり広がってしまいましたが、最後まで読んでくださりありがとうございます😊

明日も皆さまにとって幸せな1日でありますように

このシリーズの全記事はこちら→アドラー心理学シリーズ

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この記事を書いた人

ブログ「心音」の管理人、こはくです。
看護師・保健師・養護教諭の資格を持ち、介護・対人支援の現場に10年以上携わってきました。
自分自身もADHD傾向による生きづらさを感じてきた当事者です。
現場で出会ってきた方々の姿と、脳科学・心理学の学びを重ね合わせながら、自分とやさしく向き合うためのヒントを綴っています。グリーフケアや暮らしの工夫についても、実体験をもとに、自分のペースで発信中です。

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