アドラー心理学との出会い:生きづらさを抱えた私を救った言葉

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アドラー心理学との出会い

⚠ 私個人が調べたものをまとめた内容です。心理学的・専門的に間違いがある可能性がありますが、一つの体験談・考察として温かくお読みいただければ幸いです。

私は、人生の中で大きな挫折をいくつか経験しました。

小さな挫折なら、きっと数えきれないほどありますが……。

ひとつ目の挫折:中学生の頃の私中学生の頃、私は“浮いた存在”でした。

石を投げられるほどの、いじめを受けた経験があります。

こちらについては、過去の記事で詳しく書いています。

もしよろしければ、こちらもご覧いただければ幸いです😊ADHD傾向とカモフラージュ(マスキング)|笑顔の仮面と生存戦略

ふたつ目の挫折:仕事でのつまずき最初の就職先で、私は大きくつまずきました。

そして再就職という道を選びます。

そのときに出会ったのが、「アドラー心理学」でした。

「人は、過去ではなく“目的”で生きている」この言葉に、まさに目から鱗が落ちる思いでした。

環境を変えることを選び、転職し、別の資格を使って仕事をしてきましたが、「それでよかったんだ」と自分の判断に少しずつ自信が持てるようになりました。

アドラーは、人が行き詰まったとき、まずは「?」に気づくことが大切だと言います。

その上で、環境や人との関わり方を選び直していく。

今日は、そんなアドラー心理学についてお話ししたいと思います。

アルフレッド・アドラーとは?

アルフレッド・アドラー(1870–1937)

オーストリア出身の精神科医・心理学者です。

フロイト、ユングと並び、「心理学三大巨頭」の一人とされています。

もともとはフロイトの弟子でしたが、「人は過去ではなく目的によって生きている」と考え、後に独自の道を歩むために決別しました。

アドラーの人生背景アドラー自身の人生経験が、彼の思想の土台となっています。

幼少期、病弱で死にかけた経験

優秀な兄との比較による強い劣等感

貧困層や子どもを支援した医師としての活動これらの経験から、

人は皆、弱さを持ちながらも『よりよく生きよう』としている

という、あたたかくも力強い思想が生まれました。

アドラー心理学の中心テーマ6つの柱

アドラー心理学の根っこにあるのは、「人は、意味と目的を求めて生きている存在である」という考え方です。

主要な6つのポイントを簡単にご紹介します。

①目的論

フロイトは「過去に原因がある(原因論)」と考えましたが、

アドラーは「今の自分にとって、そうする“目的”がある」と考えました。

たとえば「人前で話せない」のは、過去に傷ついたからではなく、「これ以上傷つかないために話さない」という目的を(無意識に)選んでいる、という捉え方です。

②劣等感は、成長のエネルギー

アドラーは、劣等感は悪いものではなく、成長の原動力であると言いました。

「もっとよくなりたい」という気持ちが、学ぶ力や誰かに優しくなる力になります。

私もADHD(不注意優勢型)傾向があり、生きづらさを得意なことでカバーしようと必死だった時期がありますが、それも劣等感があったからこそだと思っています。

③勇気づけ

アドラーは、「人が不幸になるのは、勇気を失ったとき」だと考えました。

大切なのは、評価や正しさよりも、勇気を回復すること。

上から目線で「ほめる」のではなく、横に並んで「あなたのおかげで助かったよ」と伝えることで、勇気を取り戻す手伝いができると考えました。

④ 共同体感覚

人は、「誰かの役に立っている」と感じるときに幸せを感じます。これを「共同体感覚」と呼びます。

「ここにいていい」と思える場所が、心の土台になります。

私がこのブログを書いているのも、もしかしたら誰かの役に立っているかも……という「自己満足」かもしれませんが、そう思えること自体が大切だと感じています。

⑤ 課題の分離

親子や夫婦など、関係が深いほど境界線があいまいになりがちです。

しかしアドラーは、あえて「それは誰の課題か?」を分けることを説きました。

「馬を水辺に連れて行くことはできるが、水を飲ませることはできない」という言葉があります。

他人の人生まで背負わなくていい。

自分の人生に集中していい。

周りの目ばかり気にし、誰かに否定されるのが怖かった私にとって、目から鱗の考え方でした。

⑥認知論

人は世界を客観的に見ているのではなく、自分独自の色メガネ(思考の癖)を通して見ています。

自分自身を変えるのではなく、自分の「思考の癖」を知り、修正していくことで、世界はぐっと生きやすくなります。

「自分自身を変えなくていい」という考え方は、とても救いになりました。

おわりに

アドラー心理学は、時に「劇薬」とも言われます。

トラウマを否定し、「悩みはすべて人間関係である」と言い切る厳しさがあるからです。

今後は、このアドラー心理学が

◯なぜ脳科学的に合理的なのか?

◯心理学の 三大巨頭であるフロイトやユングの視点から、どう補完できるのか?

といった内容を、私なりの言葉で綴っていきたいと思います。

今日も読んでくださり、ありがとうございました😊

明日も皆さまにとって幸せな1日になりますように😄

このシリーズの全記事はこちら→アドラー心理学シリーズ

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この記事を書いた人

ブログ「心音」の管理人、こはくです。
看護師・保健師・養護教諭の資格を持ち、介護・対人支援の現場に10年以上携わってきました。
自分自身もADHD傾向による生きづらさを感じてきた当事者です。
現場で出会ってきた方々の姿と、脳科学・心理学の学びを重ね合わせながら、自分とやさしく向き合うためのヒントを綴っています。グリーフケアや暮らしの工夫についても、実体験をもとに、自分のペースで発信中です。

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